首都圏在住者に秋田県の観光をPRするイベント「ふるさと秋田まつり in 有楽町2012」が9月29、30の両日、東京都千代田区のJR有楽町駅前広場で開かれた。
29日のオープニングセレモニーでは、県の橋口昌道副知事が仙北市の観光PR隊「秋田美人100人」について、「(秋田美人は)秋田の食材、水、温泉で育ち心が美しい。これから銀ブラに出かける」とあいさつ。秋田の魅力を軽妙に紹介した。
会場では、なまはげが太鼓を勇壮に打ち鳴らす「なまはげ太鼓」や国の重要無形民俗文化財に指定されている「竿燈(かんとう)」が披露され、観客から大きな歓声が上がっていた。
さらに、秋田の郷土食「きりたんぽ鍋」や「納豆汁」、名物「いぶりがっこ」「はたはた寿司」の販売も行われ、多くの買い物客でにぎわうなど、この日の駅前は「秋田一色」に包まれた。
秋田美人100人も、同駅前や銀座で、道行く人にパンフレットを配って来県を呼びかけた。
秋田では来年秋に「秋田デスティネーションキャンペーン(DC)」が展開される。県などは今月から12月まで、プレDCと位置付け、誘客宣伝活動を強化する。
有楽町駅前でなまはげ太鼓を披露した