秩父鉄道は、SLパレオエクスプレスを3月20日から運行する。
秩父鉄道株式会社(本社:埼玉県熊谷市、代表取締役社長:牧野 英伸)では、2024年3月20日(水・祝)からSLパレオエクスプレスの運行を開始いたします。全席指定席として運行し、事前予約の際にはご自身で希望席を選択できる「秩父鉄道SL予約システム」サービスをご利用いただけます。また、SLパレオエクスプレスとして12客車をけん引しているC58363(シゴハチ サンロクサン)号機は、1944年2月19日に製造された蒸気機関車で、2024年2月19日に80歳を迎えます。
【2024年「SLパレオエクスプレス」運行について】
1. 運行期間 2024年3月20日(水・祝)~11月17日(日)の土日祝日を中心に運行
2. 運行区間 秩父鉄道熊谷駅~三峰口駅間 1日一往復(全席指定席)
3. 乗車方法 乗車区間分の普通乗車券のほかに「SL指定席券」が必要
4. 事前購入方法 当社ホームページ「秩父鉄道SL予約システム」より
運行日の1か月前午前0時から出発の30分前までの事前予約・購入
※各日満席になり次第受付終了
5. 「SL指定席券」料金(大人・小児同額)・決済方法
(1) 「秩父鉄道SL予約システム」から事前予約 1,000円(税込)
※クレジットカード決済
(2) 駅窓口購入1,100円(税込)※現金支払い
6. 2024年3月20日(水・祝)ファーストラン内容
(3) 秩父鉄道沿線キャラクター登場(くだり熊谷~秩父駅間停車駅)
(4) 秩父屋台囃子披露(くだり秩父駅発着時)
(5) 日章旗、特別ヘッドマーク掲出
※都合により運行スケジュールに変更が生じる場合があります。
※やむを得ず、客車の牽引機がSLからEL(電気機関車)に変更となる場合があります。
【SLパレオエクスプレスについて】
C58363(シゴハチ サンロクサン)号機は、1944年2月19日川崎車両で製造された蒸気機関車で、現役時代は東北を中心に活躍しました。1972年に現役引退後は、吹上町立吹上小学校(現在の鴻巣市吹上小学校)の校庭で余生を送っていましたが、1988年3月開催のさいたま博覧会にあわせて「SL運行を!」の声があがり、その大役にC58363が抜擢されました。引退から約15年間を経て秩父路を走る「SLパレオエクスプレス」として復活し、秩父路観光になくてはならない蒸気機関車として活躍中です。2023年には「SLパレオエクスプレス」運行35周年を迎えたほか、2024年2月19日にはC58363(シゴハチ サンロクサン)号機は製造から80年を迎え「傘寿」となります。
現在のSLパレオエクスプレスの客車は、旧国鉄12系客車を使用しております。ワインレッド色の生地の4人掛けのボックスシートは、昭和レトロなSL列車旅を演出します。
終点三峰口駅「SL転車台公園」では、蒸気機関車の向きを回転させる転車作業を見学できます。
■整備・転車作業時間 13:00~13:40頃
※当日の運行状況等により見学や撮影等ができない場合がございます。
【SLパレオエクスプレス イメージ動画の公開について】
2024年のSL運行スケジュール発表に合わせ、YouTubeの秩父鉄道公式チャンネルにてSLパレオエクスプレスのイメージ動画を公開いたします。
美しい花々や緑の中を走るSLの雄姿ほか、整備や転車作業の様子、レトロな駅施設なども収録しております。
※内容等は急きょ変更及び中止となる場合があります。