静岡県東伊豆町の稲取温泉旅館協同組合は1月20日から、日本三大つるし飾りの一つ「雛(ひな)のつるし飾りまつり」を始めた。23回目。3月末まで開催する。
稲取温泉には、ひな祭りの時にひな壇の両脇に手作りの人形をつるす伝統文化がある。「娘の健やかな成長を願い、思いを人形に込めてひな祭りを祝う、母娘のつながりを感じる心温まる風習」という。
会場は文化公園雛の館、むかい庵、なぶらととなど。見学料は100~300円、無料の場所もある。また、素戔嗚(すさのお)神社では118段の階段にひな人形を展示する(2月20日~3月10日)=写真。「インスタ映え間違いなし」と同旅組。
三大つるし飾りはほかに、福岡県柳川市の「さげもん」、山形県酒田市の「傘福」。