
静岡県東伊豆町の「稲取銀水荘」を運営する株式会社ホテル銀水荘は4月1日、法人化60周年を記念し、ダイニング「銀の海」で料理人が目の前で調理するライブキッチンから提供する新しい会席料理をスタートした。同時に公式サイト会員プログラム「銀水荘メンバーズ」も開始。旅館の魅力向上と固定客獲得に向けた新たな取り組みだ。
伊豆近海の旬鮮素材が主役の”できたて”料理
新会席のメインとなるのは伊豆近海産の金目鯛を使った「金目鯛銀鱗焼き」。高温でうろこをパリパリに仕上げ、スモークの風味も楽しめる一品だ。伊勢海老や鮑など旬の厳選食材もライブキッチンでその場で調理し、できたての美味しさを提供する。
ダイニング「銀の海」は高い天井と大きな窓が特徴で、窓からは相模灘を一望できる。入口には稲取温泉発祥の「雛のつるし飾り」をイメージした行灯を設置。海の広がりを感じながら料理人の技を目の前で見られる空間演出にこだわった。
同時にスタートした会員プログラム「銀水荘メンバーズ」は、稲取銀水荘と堂ヶ島ニュー銀水の2施設共通で利用できる。会員向けベストレート保証や宿泊料金3%のポイント還元などの特典を用意。開始を記念して4月30日までに登録した会員には5000ポイント(5000円相当)をプレゼントするキャンペーンも実施中だ。
稲取銀水荘は全101室の客室を備え、すべての部屋からオーシャンビューを楽しめる。アクセスは伊豆急行「伊豆稲取駅」から送迎バスで約5分。詳細は公式サイト(https://www.inatori-ginsuiso.jp/)で確認できる。
調理に集中する料理人たち
ライブキッチンから届くできたての美食