
本社を訪れた宣伝隊の一行
富山県の春の観光を代表する「立山黒部アルペンルート」の開通と「となみチューリップフェア」の開催をアピールする宣伝隊が19日、東京の観光経済新聞社を訪問した。「壮大な雪景色と、かれんな花景色の“二大美観”が皆さまをお待ちしています」。
立山黒部アルペンルートは4月15日に開通。巨大な雪の壁の間を歩く「雪の大谷ウォーク」は同日から6月25日までの開催。「オープンに向けて除雪作業が急ピッチで進んでいます。今年は雪の量が多く、去年の14メートルを上回る高さの壁が期待できそう」(立山黒部貫光営業推進部プロモーションセンター・亀島栄介係長)。
室堂―大観峰間の立山トンネル(3・7キロ)を走るバスは、国内で唯一あったトロリーバスが昨年引退し、今年から新たに「電気バス」が運行する。8台をそろえ、このうち5台を「ネイチャー号」としてアルペンルートの見どころ、3台を「おおかみとこどもの雨と雪号」として、同ルートを舞台にした人気アニメ映画のシーンをラッピングする。
砺波市の砺波チューリップ公園で開かれるチューリップフェアは今年で74回目。「花と笑顔の咲く春となみ」をテーマに4月22日から5月5日までの14日間開かれる。300品種、300万本のチューリップが場内を彩る。
21万本のチューリップでつくった迫力の地上絵や、高さ4メートル、長さ30メートルの「花の大谷」、水面に花が映る幻想的な風景を楽しめる「水上花壇」など、多くの見どころがある。地上絵はきれいな景色が長く楽しめるように早咲きと遅咲きの品種を組み合わせる「3段植え」を行う。
「地上絵や公園のシンボル『チューリップタワー』、晴れた日は立山連峰も一度に眺めるパノラマテラスがおすすめのビュースポットです」(2024プリンセスチューリップの佐藤玲羅さん)。
本社を訪れた宣伝隊の一行