都市部からショートトリップ
立飛ホールディングス(東京都立川市)と立飛ホスピタリティマネジメント(同)は来年5月12日、屋上に温泉水のインフィニティプールを備えるホテル「SORANO HOTEL」(ソラノホテル)を東京都立川市で開業する。心にも体にもすこやかであること「ウェルビーイング」をコンセプトに、東京都市部からスパやアクティビティを目的にした「ウェルビーイング・ショートトリップ」による誘客を目指す。
ホテルは、来年4月にJR立川駅北口に開業する新街区「GREEN SPRINGS」内に地上11階、地下1階建てで建設。客室は全81室で、52平方メートル以上のゆとりとバルコニーを備える。部屋や10インフィニティプールからは隣接する昭和記念公園の豊かな緑を望むことができる。インテリアデザインは、「GINZA SIX」を手掛けたグエナエル・ニコラ氏が担当。「都心のすぐそばにあるリゾート」を表現する。スパ「SORANO SPA」(ソラノスパ)は10、11階に設置し、インフィニティプールのほか、独自に採掘した温泉水を使用したインドアスパ、ジャグジーナノミストサウナ、ジムスタジオなどが楽しめる。予約は9月30日から開始している。
「サービス料なし、4人までの宿泊エクストラベッドのチャージなし、エコロジーファーストの視点で選び抜いた寝具、アメニティを採用するなど、従来のホテルの常識に捉われない発想で『心地良さ』を提供する」と関係者。
来年5月12日から21年3月31日までを「SORANO HOTEL開業記念プラン」として、大人1人3万9千円から販売している。
インフィニティプール