経済産業省によると、今年7月の第3次産業活動指数(2005年=100、季節調整値)は98.9で、前月比1.6%上昇した。業種別では、宿泊業が同0.6%上昇したほか、観光関連産業全体でも同1.3%上昇した。
第3次産業活動指数は、サービス業など第3次産業に属する業種の生産活動を総合的にとらえた指数。
13の大分類業種別では、宿泊業・飲食サービス業、運輸業・郵便業などが前月比上昇、生活関連サービス業・娯楽業、不動産業・物品賃貸業などが同低下した。
宿泊業・飲食サービス業は同3.1%増の103.7。このうち宿泊業は同0.6%増の100.9。ホテルが同0.3%増の115.3と上昇したが、旅館が前月から増減なしの81.6だった。
生活関連サービス業・娯楽業は同0.9%減の88.9。このうち旅行業は同0.4%減の91.4。公園・遊園地も同6.8%減の97.0と前月から低下した。
運輸業・郵便業は同3.5%増の101.5。このうち鉄道旅客運送業は同0.1%増の103.6。航空旅客運送業は同0.3%増の86.5。バス業は同0.1%増の101.2。
これら観光関連産業の合計は同1.3%増の99.9。