群馬銀行は、グループの投資専門子会社「ぐんま地域共創パートナーズ(GRASP)」や地域の事業者らと連携し、伊香保温泉街の活性化に向けた取り組みを支援している。その一環で12月20日、築100年を超える木造旅館を改築した観光複合施設のオープンセレモニーが行われ、深井彰彦頭取ら関係者で祝った。
同社は、2023年5月から運営するファンド「ぐんま地域共創ファンド2号」に地元企業3社と共同出資を行い、23年12月に伊香保地域の事業者とともに観光まちづくり会社の石楽(群馬県渋川市)を立ち上げた。石楽は24年1月、約40年前に営業が終了した旧市川旅館を取得。築100年超と推定される木造旅館の味わいを生かしつつ、耐震性を強化した施設へとリノベーションを施した。飲食や物販、体験フロアが設置された4階建ての施設「IKAHO HOUSE166」が12月21日にオープンを迎えた。【記事提供:ニッキン】
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