米国市長カリフォルニア州ロサンゼルス市長は、「7 年連続で観光産業が成長」と発表した。
ロサンゼルス市長 エリック・ガルセッティ氏と LA 観光局会長兼 CEO アーネスト・ウーデン Jr.氏は、2017 年ロサンゼルスは 4,830 万人 1 の訪問者を迎え、7 年連続で記 録更新したことを発表しました。国内訪問者数は前年比 2.2%増の計 100 万人の増加となり 4,120 万人を記録。海外からの訪問者数は、見込み数を上回り 0.9%増の 710 万人を記録しました。
日本から L.A.への訪問者数は前年比 0.6%増の 342,000 人となり、日本は引き続き L.A.の海外 市場第 4 位となりました。
2017 年にロサンゼルスに大きな利益をもたらした国際市場は、中国 110 万人(前年比 6.0% 増)、カナダ 747,000 人(前年比 5.5%増)、韓国 315,000 人(6.3%の増加、すべての市場 の中で最大の伸び);インド 121,000 人(4.0%増)となっています。ロサンゼルス国際空港 (LAX)もまた、8,490 万人以上の乗客を歓迎し、記録的な 2017 年の数字を発表しました。
ガルセッティ市長は、「私たちは、ロサンゼルスの経済を毎年新しい高さに引き上げています。なぜなら、永 続的な繁栄は雇用、機会、そして成長への大胆な投資を意味するからです」と話します。 「旅行と観光 分野の拡大は、来たる瞬間が街に到来したことを伝え広め、私たちは世界的ステージでの役割を拡大し 続けながら、2028 年のオリンピックとパラリンピック大会を迎える準備を進めていきます」
海外から L.A.への訪問数が年々増加する要因として、歓迎メッセージへの反響が挙げられます。 2017 年 4 月ロサンゼルス観光局は、「Everyone is Welcome」というイニシアチブを立ち上げ、街の 文化的多様性と包括性を強化しました。近年オーストラリア、英国、中国、メキシコで行われたセンチメント調査 2 では、特に中国(82%)とメキシコ(69%)における好意的な反響を含め、各市場にお いてキャンペーンの有効性が確認されました。
「私たちの「Everyone is Welcome」キャンペーンは、適切なタイミングで発信された適切なメッセージ でした。それは人類のメッセージであり、多様性ある L.A.の人種や場所を世界中の人々に見てもらうも のでした」と、LA 観光局会長兼 CEO アーネスト・ウーデン Jr.氏は語ります。 「2018 年には、「ようこ そ」というメッセージとおもてなしの気持ちを結び付けて拡大させ、2020 年までに訪問者数 5000 万人 達成という目標に向けて、更に大きな勢いを付けていきます」
1 Tourism Economics, 2018 2 ORC International, 2017