紀伊國屋書店は9日、新型コロナウイルス対応で、学校図書館向けに電子図書館コンテンツの期間限定による無償提供を始めた。
株式会社紀伊國屋書店(代表取締役社長 高井昌史)は、2020年3月9日(月)より、提供する電子図書館「LibrariE」で、新型コロナウイルス感染拡大の影響による小中学校、高等学校、特別支援学校の臨時休校の事態に際し、「LibrariE」を導入している学校図書館に対し、期間限定で特定コンテンツを無償でご提供しています。
【無償提供の概要】
対象期間:2020年4月5日(日)まで
配信作品:「角川つばさ文庫」ほか100点
日本電子図書館サービス及びKADOKAWAの協力のもと、「角川つばさ文庫」ほか100点を提供致します。
配信形態:マルチライセンス(同時接続可能)※貸出数の制限はありません
【電子図書館「LibrariE」について】
紀伊國屋書店では2007年から学術書を中心とした電子図書館事業を展開しており、2015年より販売を開始した一般書中心の電子図書館「LibrariE」は2020年3月現在で大学59館、学校33館に導入されています。
「LibrariE」は、教育へのICT活用の重要性が高まる中、読書と学びの新たな可能性を開くクラウド型電子図書館サービスとして関心を集めています。新刊小説、英語多読書、実用書、問題集など55,000点以上を搭載、購入したタイトルをモバイル端末やPCなどから自由に閲覧できます。音声読み上げ機能など、Webアクセシビリティにも配慮されています。
電子図書館「LibrariE」画面イメージ
提供コンテンツ展開例
無償提供作品一覧