コンサルタントのリョケン(静岡県熱海市)は3月17~18の2日間、旅館・ホテル関係者向けの「2025年リョケン事例研究セミナー」を、大阪屋ひいなの湯(和歌山県加太淡嶋温泉、利光伸彦社長)で開催する=キービジュアル。利光社長をはじめとする四つの講演と視察・宿泊体験を実施。商品整備やブランドづくりを継続的に行う旅館の取り組み事例を通じて、経営の重点課題解決のヒントを探る。
初日は、利光社長が「大阪屋ひいなの湯の歩みと経営戦略」と題して事例講演を行う。同館の歴史やコンセプト、充実した滞在価値を生み出すための商品整備、加太エリア全体の活性化に向けた取り組みなどについて解説する。講演前には同館の施設(客室、浴場、屋上テラス)を視察する。
2日目は、同社が支援した木造りの宿 橋津屋(鳥取県三朝温泉)、こころのおやど自在荘(栃木県新那須温泉)などの事例を、リョケンの長島晃取締役本部長および研究員らが紹介する。
受講料は無料(別途宿泊費)で、定員30人。宿泊費は相部屋1人3万6千円(1泊3食付き。会議室料、税・サービス料込み)から。同社公式サイト内の専用フォームから申し込みを受け付けている。