石川県七尾市の和倉温泉を代表する老舗旅館「加賀屋」。1月の能登半島地震で大きな被害を受け、休業を余儀なくされている。そうしたなか、同市に本店を置くのと共栄信用金庫は、10月から加賀屋の社員2人を出向で受け入れ中だ。そのうちの一人、森浩子さん(61歳)は長年培った接客や営業の経験を生かし、復興を応援する全国の信金のイベントをサポートしている。
震災前は北陸三県の旅行代理店を回る営業部長だった森さん。のと共栄信金の紹介で各地の信金と年金旅行の打ち合わせをしたり、宿泊時に世話人を務めたりすることも多く、信金とは縁があった。【記事提供:ニッキン】
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