鉄道旅客協会が3月28日に発表した主要旅行業10社の2月の旅行取扱額は、前年同月比104.7%増の657億9534万円だった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるまん延防止等重点措置が発令されるも、昨年の都市部を中心として発令された緊急事態宣言時よりは取り扱いが大幅増となった。
分野別の取り扱い状況を見ると、国内旅行が89.7%増の554億5999万円、海外旅行が153.1%増の24億3163万円、外国人旅行が182.2%増の4億7901万円。その他は318.1%増の74億2470万円だった。
各社の状況を見ると、総取扱額は西鉄旅行を除く9社が前年実績を上回り、4月からの累計では8社が増加となった。分野別で見ると、国内旅行は、9社が前年比増に。海外旅行も9社が前年比増となった。外国人旅行は取り扱いを行った6社のうち、4社が前年を上回った。
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