観光庁が11月12日に発表した主要旅行業45社・グループの21年9月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比2.0%増の934億5904万円だった。新型コロナウイルスの感染拡大による、旅行の延期や中止の影響などを大きく受け、前年からは増加するも新型コロナ禍以前の前々年と比較すると78.4%減となった。
総取扱額は約半数が前年実績を上回った。一方、前々年同月比では全社が下回った。前々年比8割以上の減少となった事業者は31社だった。
分野別に前年実績と比較すると、国内旅行が5.2%減の836億2441万円、海外旅行が98.6%増の57億5480万円、外国人旅行が703.2%増の40億7982万円。前々年比では、国内旅行が64.7%減、海外旅行が96.7%減、外国人旅行が81.5%減だった。
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