観光庁が12日に発表した主要旅行業43社・グループの22年6月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比271.0%増の1990億2550万円だった。コロナ禍における行動制限の緩和から、前年に比べ需要が増加。新型コロナ禍以前の2019年と比較すると50.2%減となった。
総取扱額は、全社が前年実績を上回った。一方、19年同月比は東武トップツアーズ以外の42社が下回った。また、19年比では、50%に満たなかった会社が7割以上あった。
分野別に前年実績と比較すると、国内旅行が270.6%増の1735億6553万円、海外旅行が393.0%増の237億3949万円、外国人旅行が13.7%減の17億2048万円。19年比では、国内旅行が20.8%減、海外旅行が85.3%減、外国人旅行が90.9%減。
会員向け記事です。