観光庁が6月10日に発表した主要旅行業44社・グループの22年4月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比94.3%増の1210億7037万円だった。3月に新型コロナウイルス感染症拡大によるまん延防止等重点措置が解除されるなど行動制限が緩和されたことから前年より増加。しかし、新型コロナ禍以前の2019年と比較すると71.1%減となった。
総取扱額は、全社が前年実績を上回った。一方、19年同月比は全社が下回った。また、8割以上の会社で50%以上下回った。
分野別に前年実績と比較すると、国内旅行が84.1%増の1049億6866万円、海外旅行が218.4%増の154億9125万円、外国人旅行が48.2%増の6億1045万円。19年比では、国内旅行が53.5%減、海外旅行が90.8%減、外国人旅行が97.6%減。
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