縄文遺跡群の魅力探訪 北海道観光振興機構がスタンプラリー


 北海道観光振興機構道南地域分科会は、昨年7月の世界文化遺産への登録で人気が集まっている北海道・北東北の縄文遺跡群と関連施設などを巡り歩くスタンプラリーを8月末から始めた=写真はポスター。函館国際観光コンベンション協会や青森県観光連盟と連携した取り組みで、期間は12月11日まで。

 同遺跡群は津軽海峡を挟んだ北海道と北東北3県(青森、秋田、岩手)に点在する17遺跡で構成。これらの遺跡群や関連施設を巡ってもらうことで、縄文文化に対する認知度を高めるとともに、周辺地域の観光につなげる。

 このうちスタンプラリーを実施するのは道南地域と青森地域で、スタンプは10カテゴリーに分けて90カ所に設置。道南地域は18市町を6カテゴリーに分けて66カ所、青森地域は青森、津軽、南部の3カテゴリーに分けて12カ所、それにJR駅やフェリーターミナル、空港などの交通機関を1カテゴリーとして12カ所に設置。期間中にそれらのカテゴリーを回り、専用はがきにスタンプを押して抽選に応募する。

 抽選では、集めたスタンプの種類や数により、「縄文コンプリート賞」「完全制覇賞」「縄文スタンプ賞」などさまざまな賞を用意。当選者250人に温泉宿泊券や地域特産品、縄文グッズをプレゼントする。応募は12月14日の消印まで有効。

 
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