アジア最大級のOTAであるKKday Japanと美しい伊豆創造センター(地域連携DMO、静岡県伊豆市)は3月29日、「伊豆半島の観光振興に関する包括連携協定記者発表会」を開いた。連携協定は、2月22日に締結。伊豆半島へのインバウンドや国内旅行者の集客に向けた体験型商品の開発や、KKdayプラットフォームを活用した販売、人材育成などに取り組む。
連携協定は、伊豆半島における国内外からの来訪者数増加や地域活性化を目的に締結。今後は、(1)観光資源の磨き上げと観光新商品の企画開発、国内外への情報発信と販売拡大(2)来訪者にとって効率的な移動交通プラン商品企画と国内外への提供・販売拡大(3)その他伊豆半島の観光交流人口拡大と地域振興に関すること―に取り組む。
記者発表会では、KKdayグループの陳明明CEOが「日本国内の他地域と比べ、観光資源の豊富さ、立地、交通の利便性の高さから、伊豆地域には大きなポテンシャルを感じている」と期待を寄せた。
美しい伊豆創造センターの代表理事である豊岡武士三島市長は「国際交流が途絶え2年が経過したが、再開に向けてはKKdayの本社もある台湾を最優先に取り組みを進めてきた。伊豆半島の来訪者拡大と経済発展を図っていく」と話した。
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