群馬県によると、2022年の観光入込客数は5207万人で、前年比28.3%増だった。「新型コロナの影響からの回復基調が見られ、感染拡大前(19年)の8割程度になった」と観光魅力創出課。延べ宿泊者数は同39.2%増の709万9千人泊。うち、外国人延べ宿泊者数は4万7千人泊で、前年の2万9千人泊を大幅に上回ったものの、19年の2割以下に。
観光消費額は同41.1%増の2262億円。宿泊での消費額は同50.7%増の1504億円、日帰りは同25.3%増の758億円だった。消費単価は宿泊が同17%増の2万6657円、日帰りは同12.5%減の2725円。
主要9温泉地の入込客数は642万2千人となり、前年の450万人を大きく上回った。最も多かったのは草津温泉で、300万4千人。次いで水上温泉の118万7千人、伊香保温泉の113万9千人。