群馬県は東京・銀座に開設している「ぐんま総合情報センター」(ぐんまちゃん家)を拡張、機能を強化する。空き店舗となった1階の隣接部分を新たに借りることが決まったもので、スペース拡大を受け、物産販売などのあり方を見直す。
現在は商業ビルの1階の一部と2階を借りている。イベントなどを行う2階は約200平方メートルの広さを確保しているが、物産販売や観光案内などを行う1階は約80平方メートルと狭いため、来館者がゆっくり見て回れず、物産品の品数も限られていた。
1階の隣接部分のスペースは約50平方メートルで、計約130平方メートルのスペースが使えるようになる。県は「陳列スペースの増加に伴う商品の試験販売など、アンテナショップ機能が強化されるとともに、観光案内と物産販売コーナーの分離により、サービス面も向上する」(企画課)とし、年度内にはリニューアルオープンさせたい意向だ。