ググっとぐんま観光宣伝推進協議会(会長・大沢正明知事)は6月20日、都内のホテルでプレゼンテーションを開き、7~9月に実施する「夏の観光キャンペーン」の概要を説明した。夏の群馬の魅力をアピールし、期間中の観光客入込客数は2063万人を目標に掲げた。
これまで、キャンペーンは10~12月に実施していた。夏開催に変更することで「水」と「山」を切り口にさらなる誘客促進を図る。
主催者を代表してあいさつした大沢知事=写真=は「“水源県”群馬ならではの水と、谷川岳などの県境稜線トレイルや上毛三山などの山をコンセプトにキャンペーンを実施し、夏の群馬の魅力を最大限にPRする。オール群馬でもてなし、入込客数は前年同期比5%増の2063万人と設定、目標達成に努める」と意欲を示した。
来賓として、観光庁の加藤庸之観光地域振興部長、JR東日本の日野正夫常務があいさつ。日野常務は「7~9月は、群馬が当社の重点プロモーション地域であり、多くの人に群馬の魅力が伝わるよう、集中的に情報発信していく」と抱負を述べた。
当日は、(1)水・山(2)温泉旅(3)歴史旅(4)列車旅―について観光関係者がプレゼンテーション。落語家の林家つる子さんは軽快な語り口で山と水の魅力を語った。また、温泉旅では、群馬女将の会・県旅組青年部が登壇し、それぞれの温泉地の見どころを熱くアピールした。