群馬県のアンテナショップ、ぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家、東京都中央区)が7月25日、グランドオープンした。6月12日に1階の物産販売部門が先行オープンしていたが、この日2階のレストラン「銀座つる」がオープンし、全面開業の運びとなった。
オープニングセレモニーに出席した大沢正明知事は、「これまでの物産販売、観光誘客に、食文化が新たに加わった。幅広い角度から群馬の魅力を感じてもらいたい」と抱負を述べ、訪れた人たちにオリジナルタオルを配った。
銀座つるは、上州和牛や上州麦豚をメインに、県産米、生芋こんにゃく、下仁田ネギ、上州米みそなど県産食材を使った料理を提供。メニューの監修は「京都吉兆」の徳岡邦夫総料理長が担当し、料理長は県出身で「東京吉兆」や在外日本公館に務めた経験がある保坂孝則さんが腕をふるう。
店内は個室2部屋とテーブル席などがあり、30人ほどのパーティーにも対応できる。料金はランチが2千円、ディナーが6千円から。
新店舗は大型商業施設「ギンザ シックス」の近くにあり、延べ床面積は歌舞伎座前にあった旧店舗の1.32倍の443平方メートル。運営は田園プラザ川場が行い、今年度の売上高は3億円を目標に掲げている。
個室やテーブル席があるレストランの店内