群馬県が12日発表した年末年始(12月29日~1月3日)の県内9温泉地の宿泊者数は10万6718人となり、前年同期比11%減った。コロナ禍前の19年と比べると、33.8%減。
10月の行動制限の緩和で増えることも予想されたが、観光魅力創出課は前年割れについて、「コロナやインフルエンザの感染拡大の影響により、直前のキャンセルが多かった。また、温泉地によっては感染予防対応やコロナ禍の影響などによる従業員不足により、客室稼働率を引き下げて営業も行っていた」としている。
温泉地別にみると、前年度を上回った温泉地は一つもなかった。最も多かったのは草津温泉(草津町)で、3万3879人が泊まったものの、同4.8%減。
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