観光関連の4団体が再編・統合され、4月に新しく発足した群馬県観光国際協会(宮崎謹一理事長、94会員)はこのほど、発足を記念して、エッセイの募集や、旅行者の要望に沿った旅のプランを提案するなどの事業を始めると発表した。
群馬の旅の思い出や出会いに関するエッセイを募集する。1人1作品で長さは2千字以内。「応募作品の内容によっては製本化を検討する」(同協会)。募集締め切りは10月末。グランプリ(1人)、準グランプリ(2人)、優秀賞(10人)を選び、グランプリには賞状と副賞として県内温泉宿泊券10万円分を贈る。
「ぐんま風物語」と銘打った旅のプラン提案は、県に2泊以上(旅館・ホテル)の旅行を考えている人に対し行うもので「オーダーメード型旅行プラン」と同協会。
利用者は同協会に日程や費用、移動手段、目的などを伝えれば、同協会が要望に沿ったプランを作成する。プラン作成料は無料だが、宿泊あっせんは同協会が行う。
同協会は県国際交流協会、県観光協会、県観光開発公社、県温泉旅館協同組合が統合、4月1日に発足した。事務局は前橋市に置かれ、会長は小寺弘之知事。