群馬銀行は、2020年12月に設立した投資専門子会社「ぐんま地域共創パートナーズ」(鏡山英男代表取締役以下、役職員9人)を通じて、地域経済に好循環を生み出す出資を積み上げている。開業以来150件以上の案件を受け付け、22年には地域発電会社やデジタル化支援につながる企業などへ出資。深井彰彦頭取は「伴走支援で出資先の価値が向上すれば、その従業員や取引先の満足度も高まる」と期待する。
同社は群馬銀の100%出資で設立し、同行子会社「ぐんぎんコンサルティング」から既存ファンド3本を引き継いだ。現在は、企業の課題に“全方位”で応えるため21年3月に立ち上げた「ぐんま地域共創ファンド」を中心に出資。「観光活性化・面的再生」「ヘルスケア産業の最適化」「循環型社会・分散型電源」など8テーマに取り組む。【記事提供:ニッキン】
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