草津白根山の本白根山の噴火の影響で客足が伸び悩んでいる草津温泉(群馬県草津町)を応援しようと、群馬銀行(本店・前橋市、斎藤一雄頭取)は17~19日、コミュニケーションアプリのLINEを活用した「宿泊券・割引特典プレゼント」を実施した。
応援企画は草津温泉旅館協同組合(黒岩裕喜男理事長)が協賛。客足回復に向け、足並みをそろえた。
群馬銀の公式アカウントの友達登録者のうち、1都6県の在住者を対象に、抽選で30人に組合加盟の旅館で使える1万円分の宿泊券を贈る。来年2月末の宿泊分まで利用できる。また、当選しなかった場合でも、18旅館で千円分の割り引きが受けられる特典を付けた。こちらは12月16日宿泊分まで。
「宿泊券は組合に連絡し、宿泊予約をしてもらう。施設へ直接予約した場合や、旅行代理店・宿泊予約サイトでの予約の場合は利用できない」(群馬銀)という。
なお18旅館は、いで湯荘、草津ホテル、古久長旅館、日新館、喜びの宿高松、益成屋旅館、草津山本館、十二屋旅館、ペンションらんぶる、旅館美津木、お宿ゆきずみ、群龍館、つつじ亭、ホテルヴィレッジ、草津温泉望雲、香旬の宿長楽、奈良屋、ホテルみゆき。
群馬銀によると、応募期間(17~19日)中、約1600人から応募があった。
応援企画は観光客の誘致を目的に実施。これに加えて、来年2月末まで、各営業店に設けているデジタルサイネージで草津温泉のPR動画を放映する。郡馬銀は「取引先企業の支援を通じて、地方創生並びに地域経済活性化に貢献していく」と話している。