西武ホールディングス(HD)は20日、西武園競輪場(埼玉県所沢市)で自転車を使い地域を盛り上げるイベント「西武グリーンサイクルフェスタ」を初開催した。テーマは、「スポーツ×サステナビリティ」。地域に根ざしたサイクルスポーツ文化の醸成や、グループ観光資源を活用したサイクルツーリズムの展開による新たな体験価値創造を図る。
イベントは、健康増進への効果や環境に優しい自転車と、西武グループの全国の観光資源を掛け合わせ、スポーツ×サステナビリティをエンターテインメントとして体感できる機会として実施。
イベントでは、埼玉県警所沢警察署と共に「自転車交通安全教室」や、上石神井駅から西武園駅までをプロロード選手と交流しながら移動する「サイクルトレイン」の臨時運行などが行われた。自転車交通安全教室は、同署の藤橋巡査部長が子どもたちに向けて自転車に乗るルールや、ヘルメットの着用について説明した後、実際に自転車の乗り方の指導を行った。藤橋巡査部長は「自転車の人気とともに事故も増えている。ルールを知って安全に楽しんでほしい」と話した。
自転車交通安全教室