茨城県は、自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車ナビタイム」が提供を開始した宿泊施設検索サービスで、県の「サイクリストにやさしい宿」が全国に先駆け検索可能になったと発表した。広く利用されれば県のサイクルツーリズムの認知度向上と振興に弾みがつきそうだ。
ナビタイムジャパン(東京都港区)が提供する自転車ナビタイムは、坂道が少ない、裏通りやサイクリングロード優先―など7種類のルート検索や音声案内が可能なアプリ。高低差グラフの確認や走行ルート、距離、消費カロリーなどの記録、周辺スポット検索などの機能も利用できるという。
11月21日からのサービス開始では同県と土浦市の「サイクリストにやさしい宿」の検索が可能になった。
県が認定した同宿は11月現在、つくば霞ヶ浦りんりんロードや大洗・ひたち海浜シーサイドルートなど三つのモデルルート中に計71施設あり、いずれも(1)自転車の保管場所がある(2)チェックイン前後にフロントなどで手荷物が預けられる(3)洗濯ができる(4)自転車宅配の受け取り、配送ができる―などの条件を満たしている。
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