阪急交通社、日本航空(JAL)、KDDI、VRizeの4社は共同で、航空機内でVR(仮想現実)サービスを提供する実証実験を始める。「国内初の試み」という。
実証実験は、JALチャーター便を利用した阪急交通社の旅行商品「9月10日発 北から南までぐるっと巡る『火の国』アイスランド周遊9日間」の往路の機内で実施する。
ビジネスシートを利用する56人の旅行者を対象に、VRコンテンツ視聴機材(Galaxy GearVR、Galaxy S8)を貸し出し、好きな時に機材を装着し視聴してもらう。コンテンツは長岡花火大会やドイツの街並みを撮影した映像など5種類を用意。VRを体験した感想などをアンケート調査し、今後の参考にする方針だ。
4社は「機内での新たな過ごし方を提案し、よりお楽しみいただける旅行スタイルを提供する」と話している。