全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は12月23日、年末年始期間(12月27日~1月5日)の予約状況を発表した。両社とも国内・国際線共に好調で、JALの予約率は2020年以降、両線で過去最多を記録。方面別では、北海道、ハワイ方面の需要が顕著にみられた。
国内線の予約数は、ANAが前年度比17.2%増の146万6091人で、予約率は同9.4ポイント増の82.6%。方面別では、北海道方面が同22%増と高水準を記録した。
JALは同8.8%増の108万239人で、予約率は同7.4ポイント増の81.3%。方面別では、北海道をはじめ、関西、中国・四国、沖縄方面が好調に推移している。
国際線の予約数は、ANAが同16.2%増の24万1323人で、予約率は同6.0ポイント増の83.4%。方面別では、ハワイや24年12月に新規就航した欧州路線(ミラノ含む)が同52.0%増と大きく伸びた。
JALは同24.2%増の22万6089人で、予約率は同9.5ポイント増の87.8%。方面別では、特に東アジア路線が好調で、ハワイ路線では12月27日の日本着便を除き、日本発着便がほぼ満席となっている。