国際花と緑の博覧会記念協会は来年4月から、1990年に開いた「国際花と緑の博覧会(花の万博)」の20周年記念事業を大阪市で開催する。記念事業を通じ、花博の基本理念「自然と人間の共生」を次世代に継承していく。当時の人気マスコットキャラクター「花ずきんちゃん」も復活し、PR役を務める。総事業費は約1億円。
メーン会場の花博記念公園鶴見緑地(大阪市鶴見区)では、約33万本のチューリップの花びらを敷き詰めて作る「フラワーカーペット」(4月29日〜5月2日)の展示が行われる。フラワーカーペットに使うデザイン画10点は一般公募する。
花の万博当時の会場風景やコンパニオンのユニフォームなどを展示する「20周年メモリアル展示&写真展」(4月29日〜5月5日)なども開催する。
そのほか、大丸心斎橋ギャラリー(大阪市中央区)では4月14日〜26日、花の万博で展示した東山魁夷氏など日本画家の作品50点を展示。FM802との共催でロックコンサートなどを企画している。
同博覧会は、9月ぐらいまでの開催を予定しており、後半のイベント内容については後日発表する。
マスコットキャラクターの「花ずきんちゃん」