茨城県は14日、東京・銀座にアンテナショップ「黄門マルシェ〜いばらき農園」をオープンした。福島第1原発事故に伴う風評被害の払拭や誘客を目的に、期間限定での開設となった。
場所は銀座5丁目の銀座TSビル(旧銀座東芝ビル)の1階で、店舗面積は約80平方メートル。野菜や果物をはじめ、全国納豆鑑評会で農林水産大臣賞を受賞した「海洋ミネラル納豆」など県産品を常時200種類以上販売する。
喫茶スペースも設けられ、500円で好みの納豆と県産米、漬け物を味わうこともできる。店外では市町村などによるさまざまなイベントを展開、茨城をPRする。
オープニングセレモニーに出席した橋本昌知事は「アンテナショップをぜひとも成功させ、復興のきっかけにしたい」と期待を寄せた。
いばらき大使を務める歌手のマイク真木さんが県花のバラにちなみ「バラが咲いた」を披露し、かすみがうら市出身のお笑い芸人アントキの猪木のかけ声でテープカットが行われた。
アンテナショップの開設期間は6カ月間、運営は銀座農園。
セレモニーでは歌手でいばらき大使を務めるマイク真木さん(左)が「バラを咲いた」を披露した。