群馬県草津町は東京・銀座の群馬情報センター「ぐんまちゃん家」で10月29日、冬の草津温泉の観光情報説明会を開催した。11月22日から展開する「草津温泉感謝キャンペーン」について説明。10万円分の宿泊券のプレゼントや「草津=932」とかけて、9320円の宿泊プランを提供するほか、932円で食事や日帰り温泉が楽しめる商品を販売する。
あいさつした黒岩信忠町長は「草津町は100年先を見据えたまちづくりを行っている。湯畑のまわりを中心に再整備中」と述べ、熱の湯と西の河原露天風呂のリニューアル、草津国際スキー場の整備計画などを披露した。
同町は湯畑周辺整備事業の一環として昨年の4月に源頼朝が入湯したとされる御座の湯を再建した。続いて今年の7月には湯治広場を建設。今後は湯もみで知られる熱の湯を来年3月、大露天風呂として人気の西の河原露天風呂を来年4月中にリニューアルオープンさせる。
草津温泉旅館協同組合は11月22日から来年2月28日までは「草津温泉感謝キャンペーン」を開催する。ウェブの応募で10万円分の宿泊券のプレゼントやアンケートに答えた人100人以上に宿泊券のプレゼントを行う。また湯畑周辺のライトアップやジャズコンサートなど多数のイベントを用意している。
同説明会では、毎日午後8時から熱の湯で開催している「草津温泉らくご」が披露され、春風亭昇也さんが草津町や温泉にかけた小話を行った。熱の湯の立て替え工事期間中は御座の湯と奈良屋に会場を移し開催している。
観光情報説明会であいさつする草津町の黒岩町長(10月29日、ぐんまちゃん家で)