山口県の萩市観光協会は、明治維新150年にあたる2018年に向けて、記念イベント「ガイドと巡る歴史ウォーク」を毎週日曜に開催している。古い町並みが往時のたたずまいを残す萩城城下町、吉田松陰で知られる松下村塾や明治維新の原動力となった旧松本村をガイドと巡る。
古地図をたどる萩城城下町コースは、江戸時代の古地図が今でも使えるほど当時の町割りがよく保存されている地域をガイドと一緒に巡る。
幕末の志士たちが育った維新胎動の地、旧松本村を歩くコースは、松下村塾や伊藤博文旧宅などを巡り、萩の歴史を感じるガイドツアー。
また、今年が奇兵隊結成などから150年を迎えるのを記念し、「ガイドと巡る維新ウォーク」を5月25、26日、6月8日に開催する。5月25、26日は、幕末の動乱期に英国に渡航し、欧米の近代文明を積極的に学び、帰国後、日本の新しい時代を切り開く先駆けとなった井上馨、伊藤博文、井上勝、遠藤謹助、山尾庸三の5人、通称「長州ファイブ」のゆかりの地などを巡る。6月8日は、奇兵隊を結成した高杉晋作ゆかりの地を巡る。
ツアーは1週間前までに申し込む。参加料もコースによって異なる。
詳しくは萩市観光協会TEL0838(25)1750。
歴史ウォークの様子