乾燥室を活用したスキーヤーズラウンジでのクラブDJイベント
名湯一門高見屋（山形市、岡崎博門社長）が運営する蔵王温泉のＪＵＲＩＮ（旧タカミヤヴィレッジ ホテル樹林 https://zao-jurin.com）は9月7、8日、開業60周年を記念した宿泊者限定イベント「ＩＶＹ1964―ＪＵＲＩＮ 60ｔｈ ＡＮＮＩＶＥＲＳＡＲＹ ＰＡＲＴＹ」を開催した。
国内外で活躍する音楽アーティストのライブやクラブDJを招いてのクラブイベント、家族で楽しめるヨガ体験や蔵王温泉の名物「稲花餅」づくりなど様々なイベントを実施。鹿肉などのジビエ料理、各種リバイバルメニューも提供した。ブッフェのレストラン、館内バー、イベントスペースは全てフリードリンクで山形ワインや地酒なども振舞った。
夕食のビュッフェで提供したリバイバルメニューは、山賊鍋（1964年）、マスのムニエル（1974年）、地鶏たたき鍋（1984年）、タンシチュー（1994年）、牛すね肉のやわらか木こり鍋。
ＪＵＲＩＮは高見屋グループの2番目の宿として1964年に開業。蔵王温泉スキー場のゲレンデ内に位置し、1979年にアジアで初開催されたインタースキーで、三笠宮寛仁親王殿下が81日間滞在されたのをはじめ、映画スターなどに多数利用されてきたクラシックホテル。84年の増築を経て、2022年に大幅改装を行い、「木々と暮らす、薪火（まきび）リゾート」をコンセプトにＪＵＲＩＮに改称した。
記念イベントは、ＪＵＲＩＮ宿泊者のほか、ホテルルーセントタカミヤなど同社運営4施設の宿泊者が対象で、7日午後3時から8日午前0時、同午前6時～正午まで開催。
今回の60周年では、来賓を招いての記念式典形式はあえてとらず、80年代のスキーバブル時代をほうふつとさせるナイトタイムイベントや家族で参加できるイベントなども取り入れることで、スキー場の温泉ホテルの新しい展開の可能性を探った。
野外会場
日本とアイルランドにルーツを持つアーチスト、ermholさんの音楽ライブ
ロビー横のバー
乾燥室を活用したスキーヤーズラウンジでのクラブDJイベント
家族で楽しむヨガ体験
JURINのエントランス（60周年記念イベントの告知ポスター）
都内のそば居酒屋「神田おかめ」・ワイン居酒屋「Ｇａｌｌｏ」による焚火ロースト肉（鹿肉、牛肉、地元野菜など）
ブラジル出身のギタリスト・マルセロ木村氏率いる「マルセロ木村カルテット」のボサノバ・ライブ
JURINの歴史を紹介するフォトエキシビションコーナーでは、三笠宮寛仁親王殿下やトニー・ザイラー氏（オーストリア出身のスキー選手・俳優）の滞在時の貴重な写真を展示
