藤田観光、営業利益・経常利益ともに過去最高益


 藤田観光は2月13日、2024年12月期決算を発表した。営業利益、経常利益ともに過去最高益を記録した。インバウンド需要の獲得、商品力強化による利用単価上昇が寄与した。

 売上高は前年比18.1%増の762億1,100万円、営業利益は同85.5%増の123億900万円、経常利益は同78.3%増の126億2,300万円、当期純利益は同12.6%増の91億3,400万円だった。

 ワシントンホテル、ホテルグレイスリー等を展開するWHG事業では、ADRが前年比21.5%増の1万5,854円。全体の稼働率は前年と同じ87%だったが、東京の稼働率は前年比2%増の89%、東京以外の稼働率は同2%増の85%となった。

 ホテル椿山荘東京等のラグジュアリー&バンケット事業では、ADRが同15.2%増の5万5031円、稼働率は同2%減の64%となった。婚礼施行件数は同4.4%減の1493件、婚礼1件当たりの平均人数は1名増の47人、婚礼1件当たりの単価は4.4%増の393万1千円。

 箱根小涌園等のリゾート事業では、箱根小涌園天悠のADRが同4.5%増の5万4,398円、稼働率が同6%増の90%。また、ホテル小涌園のADRが同8.8%増の3万4,881円、稼働率が1%減の81%。ユネッサンの入場人員が11.6%増の50万人となった。

 
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