
藤田観光は8日、正社員平均6.3%の賃上げを実施すると発表した。年間休日数も1日増加する。
藤田観光株式会社(本社:東京都 代表取締役兼社長執行役員 山下 信典)は、2025年4月4日に2025年春季労使交渉において労働組合と妥結いたしました。正社員(組合員)約1,300名に対し、昨年に引き続き、ベースアップを含め平均6.3%の賃上げを実施いたします。また、働きやすい職場環境の実現に向け、グループ全体で年間休日数を1日増やすほか、有給休暇を半日単位で取得できる制度を導入いたします。これらの取り組みにより、従業員エンゲージメントの向上、そして会社の持続的な成長のための安定的な人材の確保を図ります。
当社は、「中期経営計画2028~Shine for tomorrow, to THE FUTURE」の主要戦略の一つである人材戦略において、「必要な要員ならびに戦略人材(変革・挑戦し続けるマネジメント人材・専門人材)を安定的に確保し、会社の成長を推進する基盤の確立」を目指しています。今後も従業員が安心して働き続けられる環境整備を推進し、社是に掲げる「健全な憩いの場と温かいサービスを提供することによって、潤いのある豊かな社会の実現に貢献すること」を目指して取り組んでまいります。
「中期経営計画2028」https://www.fujita-kanko.co.jp/ir/news/file/2024_02_14_fujita_03.pdf
<主な合意内容>
●賃金引上げ:正社員(組合員)平均6.3%の引き上げ(ベースアップ平均4.1%、評価制度運用等に伴う昇給2.2%見込み) ※組合要求:一人16,000円の賃金改善に対し、平均17,036円の賃金改善
●グループ全体の年間休日数を1日増加
●有給休暇を半日単位で取得できる制度を導入