10月27日、衆議院議員選挙の投開票が行われ、和歌山2区から立候補していた二階伸康氏が惜敗した。二階氏は全国旅行業協会会長の二階俊博氏の三男で、同氏の後を受けて立候補。27日夜、田辺市の選挙事務所で支援者を前に記者団の共同インタビューに応じ、「私のような新人候補を、自民党関係者の皆さまからご支援いただき、心から熱く御礼申し上げたい。ふるさとの発展、和歌山の発展を思う皆さまのご期待に沿えなかったことは本当に申し訳なく、残念に思う」と述べた。
今後については、「開票結果の詳細を分析した上で、有権者からどのような声が届いているかをまずは把握していきたい」。共同インタビューの後は、支援者一人一人の席に向かい握手を交わしたほか、有田市や橋本市、地元の御坊市の事務所を訪れて各地の支援者にあいさつして回った。
御坊市の選挙事務所で二階俊博氏は、「反省するところは反省し、皆さまのさらなるご指導を得るべく努力をする、その一歩は今日からだ」とあいさつし、支援者に向けて協力を呼び掛けた。