西日本鉄道 25年3月期第2四半期(中間期)決算


マンション販売戸数増が寄与 【西日本鉄道】

 住宅事業のマンション販売戸数増やホテル事業の客室単価上昇、バス事業の運賃改定効果が寄与して増収に。営業利益、経常利益は過去最高となったが、前期に固定資産売却益を特別利益に計上した反動で中間純利益は減益となった。通期の業績予想は、国際物流事業の輸出入取扱高の減少により、売上高を下方修正、各利益はホテルの客室単価上昇、賃貸事業の賃貸収入増などで上方修正した。

 運輸業は売上高402億7100万円(前年同期比5・9%増)、セグメント利益28億9500万円(106・8%増)。単体の鉄道輸送人員は定期3・7%増、定期外5・0%増、合計4・2%増。旅客運輸収入は定期3・8%増、定期外4・6%増、合計4・2%増。乗合バスの輸送人員は定期0・5%増、定期外4・4%減、合計2・4%減。旅客運輸収入は定期8・9%増、定期外6・6%増、合計7・1%増。【記事提供:交通新聞】

 不動産業はマンション販売の増加で売上高362億9300万円(15・8%増)、セグメント利益44億2600万円(22・1%増)。流通業はストア事業の人件費増で売上高354億5400万円(0・9%増)、セグメント利益1億700万円(71・7%減)。

 物流業は、高止まりしていた国際物流事業の販売価格低下、仕入れ価格の上昇で売上高701億7900万円(0・5%減)、セグメント利益15億4700万円(52・2%減)。レジャー・サービス業はホテルの客室単価上昇で売上高251億2800万円(20・3%増)、セグメント利益31億9200万円(42・5%増)。その他は売上高136億800万円(0・9%増)、セグメント利益7億6000万円(122・3%増)。

 修正後の業績予想は、売上高4451億円(修正前比1・3%減、前期比8・1%増)、営業利益260億円(7・9%増、0・5%増)、経常利益258億円(14・7%増、5・1%増)、当期純利益181億円(15・3%増、26・8%減)。=14日発表=

【西日本鉄道(連結)】14日

売 上 高208,118( 5.6)

営業利益12,671(17.6)

経常利益13,211(25.1)

中間純利益9,254(△15.6)

単位百万円、カッコ内増減%

【記事提供:交通新聞

 
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