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仕込み式で西条市の玉井市長(中央)ら
全国の信用金庫で組織する「よい仕事おこしネットワーク」(事務局=城南信用金庫)は6月25日、愛媛県西条市の特産品「石鎚黒茶」を使ったクラフトビール「石鎚黒茶エール」の仕込み式を東京都大田区の同ネットワークの拠点「よい仕事おこしプラザ」で行った。同市の玉井敏久市長が出席し、商品の完成に期待を寄せた。
愛媛県東部に位置する西条市は西日本最高峰の石鎚山の麓に位置。名水のまちで知られ、「うちぬき」と呼ばれる地下水の自噴井が約3千本。環境省の「名水百選」に選ばれている。百数十台のだんじりやみこしが運行する西条まつりが毎年10月に開催。農産物は生産量日本一の裸麦や愛宕柿、春の七草に加え、世界的にも希少な二段発酵茶で、その製造技術が国の重要無形民俗文化財に指定された石鎚黒茶が特産品となっている。
同市は昨年8月によい仕事おこしネットワークと地域の課題解決に向けた連携契約を締結。同ネットワークは全国各地の特産品を使ったクラフトビールやスイーツを開発しており、今回も地域の特産品を使ったビールを開発することになった。
仕込み式で西条市の玉井市長は「石鎚黒茶(の名前)が全国に発信されることをうれしく思う。どんな味になるか楽しみだ」とコメント。
城南信用金庫の川本恭治相談役、愛媛県東京事務所の河上芳一所長らは同ネットワークの取り組みや同市の魅力をアピールした。
仕込み式で西条市の玉井市長(中央)ら