JR西日本グループと瀬戸内海汽船グループは、新しい観光型高速クルーザー「SEA SPICA(シースピカ)」の運航日、コースを発表した。9月2~30日は団体ツアー専用、10月2日~12月14日の月、金、土、日曜日は団体と個人旅行者向けに運航する。
シースピカは、鉄道と船舶を組み合わせた瀬戸内エリアの新しい観光周遊ルートで利用。広島港(広島県)―三原港(同)間(愛称=瀬戸内しまたびライン)を航行する。
東向きコースは、広島港を午前8時30分出航。朝鮮通信使ゆかりの下蒲刈島、「うさぎ島」で知られる大久野島で下船観光ののち、三原港に午後1時15分着。
西向きコースは三原港を午後1時25分に出航後、大久野島と、江戸時代の面影が残る大崎下島の御手洗で下船観光し、広島港に同6時着。
両コースとも途中、呉港、瀬戸田港(生口島)にも立ち寄る。
9月2~30日(火曜日を除く)は団体ツアーの予約日に運航。主な旅行会社で団体ツアー専用商品として販売する。
10月2日~12月14日は団体ツアーだけでなく、主な旅行会社から個人旅行者向けオプションツアーとしても販売。JR西日本の会員制ネット予約サービスe5489や瀬戸内海汽船トラベルのホ―ムページでも販売する。
SEA SPICA