観光庁、オーバーツーリズム対策で施策類型を提示 


需要管理や対応増強

 「オーバーツーリズムの未然防止・抑制に関する関係省庁対策会議」の第2回会合が9月29日に開かれた。地域の実情に応じて取り組みを推進できるよう、観光庁が施策の類型として(1)マナー違反行為の防止(2)混雑の抑制・緩和(3)地域住民と協働した観光振興―の3本柱を示した。混雑対策では需要の適正管理、受け入れ環境の増強などの施策が掲げられた。関係省庁で施策を検討し、次回会合で対策を取りまとめたい方針。次回会合の開催時期は未定。

 対策会議は、観光庁の髙橋一郎長官を議長に、関係省庁の局長級がメンバー。国内観光、インバウンドの急速な旅行需要の回復の中、岸田文雄首相がオーバーツーリズムを重要課題として対策を指示したことを踏まえ、9月6日に初会合が開かれていた。

 第2回会合では、観光庁が関係省庁に示したオーバーツーリズムの未然防止、抑制に関する施策の類型をもとに意見交換。提示された三つの類型は、(1)マナー違反行為の防止(2)混雑の抑制・緩和(3)地域住民と協働した観光振興。

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