
観光庁、スポーツ庁、文化庁の3庁は2月5日に開催した第8回スポーツ文化ツーリズムシンポジウムにおいて、包括的連携協定を締結した。3庁では2016年にスポーツや文化芸術資源の融合により、新たに生まれる地域の魅力を国内外に発信し、訪日外国人旅行者の増加や国内観光の活性化をめざす包括的連携協定を締結していた。
今回はスポーツ、文化芸術、観光の相乗効果の発揮と世界への魅力発信により、訪日外国人旅行者の更なる増加と国内観光のよりいっそうの活性化をはかり、包括的連携協定を改定する形で改めて締結。「持続可能な観光」「消費額拡大」「地方誘客促進」をキーワードに設定した。
当面の連携・協力内容としては、「観光立国推進基本計画」「文化芸術推進基本計画」「スポーツ基本計画」の改定に向けた連携協力事項を検討。文化芸術・スポーツを活用した観光コンテンツの開発や、観光地域の高付加価値化、国内での国際的なスポーツ・文化芸術イベントの開催を契機とした訪日・周遊機会の創出にも協力して取り組む。
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