観光庁は11月4日、スリランカの最大都市コロンボで、日本での就労を希望する学生らとの「ジョブフェア&マッチングイベント」を開いた。現地の学生ら113人がリアル、75人がオンラインで参加。日本から外国人材の雇用を希望する宿泊施設経営者、登録支援機関の関係者らが参加し、日本の宿泊業の魅力を語るとともに、採用に向けた説明、意見交換を行った。また、宿泊業における特定技能試験と日本の宿泊業の魅力を説明。現地の学生、送り出し機関、日本語教育機関の関係者らと直接顔を合わせての意見交換を行った。観光庁からの委託を受けて、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)が事務局を務めた。
現地の学生らからは、給与や就業先の立地について質問が寄せられた。スリランカは年間を通して夏の気候であり、日本の冬に学生が対応できるかなど不安の声も聞かれたが、実際に働いている外国人材の声を伝えるなど、日本側の参加者がその払拭を図った。
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