観光庁はこのほど、観光客の観光地でのマナー啓発活動の一環として「未来のための旅のエチケット」「観光ピクトグラム」を策定した。訪日客をはじめとした観光需要の堅調な回復のなか、観光客のマナー違反行為が課題となっている地域があることを受けたもの。
マナーや文化への理解促進と、快適な旅につながるアクションを呼びかけるため、実際に発生しているマナー違反行為や各地の取り組みを踏まえ、有識者や地方公共団体、関連事業者の意見を参考に取りまとめた。それぞれ日本語に加え、英語、中国語繁体字、簡体字、韓国語表記を用意した。
旅行者向けの指針である「未来のための旅エチケット」は、訪日客をはじめとする観光客に意識してほしいマナーを7つの行動例で示し、ガイドブックとポスターを作成した。
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