企業、地域にロゴ提供
観光庁は9日、「新たな旅のスタイル」として推進しているワーケーション、ブレジャーの統一ロゴマークを作成し、特設サイト(https://www.mlit.go.jp/kankocho/workation-bleisure/)から提供を始めた。制度の導入を進める企業や受け入れ地域などの賛同者にダウンロードして使ってもらう。特設サイトでは、ワーケーションなどの導入、受け入れに役立つセミナーの動画なども公開している。
ワーケーション、ブレジャーなどの普及を通じて、旅行機会の創出、観光需要の平準化、地域の交流・関係人口の増加などにつなげる。導入企業や働く人にとっても、モチベーションや業務効率の向上、ストレス低減、社会貢献などのメリットがある。ロゴマークの掲出で認知度の向上や理解の促進を進める。
公開した動画は、「ワーケーションやブレジャー等の活用による働き方改革セミナー」。企業の経営層や人事担当者などを主な対象とした内容。
主な動画の内容は、講演が「アフターコロナの新しい働き方・休み方」(講師=テレワークマネジメント代表取締役・田澤由利氏)▽「これからの働き方のあたりまえ~ワーケーション」(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス取締役・人事総務本部長・島田由香氏)▽「地域×企業 共創の可能性は無限大」(こゆ地域づくり推進機構執行理事・高橋邦男氏)。講師の3人に観光庁の平泉洋参事官を加えたパネルディスカッション「ワーケーション等の今後の展望」も視聴できる。
ワーケーションの導入事例などを紹介した企業向けパンフレット、受け入れ環境整備のポイントなどを解説した地域向けパンフレットもダウンロードできる。
ダウンロードできるワーケーション、ブレジャーの統一ロゴ