観光庁は2月19日、2024年度の「国際競争力の高いスノーリゾート形成促進事業」の参加地域と、事業を担当する事務局の公募を開始した。事業はスノーリゾートへの訪日外国人旅行者の誘客拡大をめざし、DMOや協議会等がスキー場事業者等と地域一体で策定するスノーリゾート形成計画に基づいた取り組みを国が支援するもの。
具体的にはスノーコンテンツやアフタースキー、グリーンシーズンのコンテンツの造成、受入環境の整備、外国人対応可能なインストラクターの確保、二次交通の確保、情報配信、スキー場インフラの整備などに要する経費の一部を国が補助する。補助率は1/2で、上限はスキー場インフラの整備(ICゲートシステムの導入にかかる経費)がスキー場1ヶ所につき1200万円、それ以外のスキー場インフラ整備が個別事業計画1事業につき3億円とした。
参加地域の応募締切は3月29日正午で、応募書類を電子メールにて観光庁観光地域振興課の「国際競争力の高いスノーリゾート形成促進事業」担当に提出後、提出した旨を電話にて連絡する。なお、2月26日14時から15時まで、オンラインで地域向けの説明会も実施する予定だ。申込締切は2月22日12時まで。
事務局の応募締切は3月8日17時で、応募書類を書留郵便での郵送または上記担当まで持参して提出する。なお、こちらも2月26日の11時から12時まで、オンラインで説明会を参加する予定。同一組織からは最大5名まで参加できる。申込締切は2月22日12時とした。