観光庁は2月3日から、2025年度の「地域観光資源の多言語解説整備支援事業」の公募を開始した。2018年度から取り組んでいる事業で、訪日外国人向けの文化財や国立公園などの観光資源を対象に、多言語解説文の作成費用を支援するもの。
観光庁ではこれまで地域における多言語解説を整備するため、旅行者にとってわかりやすい面的な観光ストーリーを伝える解説文の作成、英語ネイティブなどの専門人材のリスト化、派遣体制の構築などをサポートしてきた。
今回は英語を対象に全国60地域程度で実施する予定。支援地域に専門人材を派遣し、英語ネイティブの目線で旅行者にとって分かりやすく魅力的な多言語解説文の作成などを実施する。さらに希望地域については作成した英語解説文を元に、同一年度内に中国・韓国語への翻訳も実施する予定。
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