観光庁、家族の時間づくりで6地域認定


 観光庁は、休暇改革の環境づくりの一環で実施している「家族の時間づくりプロジェクト」の今年度の実施地域として6地域を認定した。地域が独自に学校休業日を設定して連休を創出し、子どもを持つ親の有給休暇の取得を促進するなどの狙いがある。

 プロジェクトは2010年度にスタートした事業。今年度の参加地域は、北海道登別市、岩手県平泉町、茨城県日立市、千葉県いすみ市、三重県亀山市、熊本県人吉市。観光庁では参加地域を随時募集している。

 祝日や土・日曜などにつながる学校休業日を設定し、原則3日以上の連休を創出する試みを認定。子どもが休みになるのに合わせ、企業などに勤める親が有休を取って、地域の祭りやイベントに家族で参加したり、家族で旅行に出掛けたりするか、影響や効果を検証していく。

 
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