観光庁は10月から、旅館・ホテルの次期経営者や幹部候補者を対象にした講座を北海道で開始する。小樽商科大学に事業を委託し、マネジメント力の強化を目的にしたプログラムを実施する。
第1タームは、「観光政策とマーケティング」としてマーケティング論やブランディング戦略がテーマ。第2タームは、「財務分析と組織作り」として旅館・ホテルの財務分析、会計論、組織論がテーマ。第3タームでは、参加者にビジネスプランを発表してもらう。
講師は小樽商科大学の教授陣のほか、湯元舘会長(日本旅館協会会長)の針谷了氏、鶴雅グループ代表の大西雅之氏、サービス産業革新推進機構代表理事の内藤耕氏ら。